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iPhoneアプリを一人で開発している俺がstoryboardの分割に踏み切った理由

iPhoneアプリ複数人で開発していると衝突を避けるためstoryboardの分割は必須だと思いますが、一人で開発している分には別に衝突しないし特に気にする必要もないと思っていたのですが、画面数が増えてきたところで色々と問題が出てきたので同じように一人で開発している人に共有したいと思います。


分割しない場合

メリット
・なにも考えないでstoryboardが書ける。

デメリット
・画面数が増えてくると表示に時間がかかる
・新規画面を追加している際に既存の画面を間違えて変更した時に気づきにくい


特に"画面数が増えてくると表示に時間がかかる"


これが結構問題で、作業効率が著しく落ちます。
(※私の仕事で使用しているMacMiniが5年前以上に買った物というのもありますが・・・)

最初はイメージで画面1枚に付き、storyboardを1枚用意しないといけないと思っていたのですがiOS8以降が対象であるならば以下が使用できます。


Storyboard Reference
developer.apple.com

xcodeの右下のほうにあるのですが、これをstoryboard上に持ってきます。
f:id:makoto1212:20160226000618p:plain:w300

Storyboard Reference内の設定でStoryboardのファイル名の一覧がでてきます。
f:id:makoto1212:20160226001004p:plain:w300

あとはStoryboard Referenceに対して今までどおりにSegueを張るだけでOKです。
f:id:makoto1212:20160309220028p:plain:w300


Storyboard Referenceを導入すると

メリット
・画面分割を機能ごとのStoryboardで分割できる
・Segueがそのまま使える

デメリット
・iOS8の場合はRelationship Segueが使用できない

対してデメリットはないのでオススメです!!